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2021年を終えて

明けましておめでとうございます。

今は雪に囲まれながら生きています。

昨年末から断続的に続いた雪は容赦なくて、

窓は埋まるし、通路を確保するために飛ばした雪で

とんでもない雪山が庭にできました。

今年の雪解けは少し遅くなりそうです。

ですが、やっぱり雪が降った後の静けさや閉鎖的な空間や散歩やたばこなどなど

雪国ならではのものがあります。

良いことも悪いことも受け入れて、生きていきたいと思っています。


2021年は改めて人との繋がりというものを感じた一年でした。

沢山の方に野菜箱をご紹介いただいて、お届けすることができました。

本当にありがとうございました。

縁、というものは突然やってくるものですが、

自分の意志で動いた時に縁ができることが多いような気がしています。

なにも人との繋がりだけではなくて、モノもやりたいことも、

自分の意志の延長線上には、沢山のまだ見ぬ、思ってもないものが

あるのだろうなと感じています。

そして、その縁の裏には、僕達が知らない所で、縁を作ってくれている人達がいます。

僕達はその方達に支えられて、農業を続けられていることを忘れてはならないなと思っています。


今年で5年目の農業となりました。

改めて、初めて経験したことを思い出します。

キャベツや小松菜やチンゲン菜やブロッコリーなどを収穫したこと。

食卓の食べ物が全部自分で収穫したものになったこと。

種を蒔いたこと。

美味しいと言ってもらえたこと。

美味しいと感じたこと。

肥料を手作りしたこと。

種を採ったこと。

畑に苗を植えたこと。

開墾したこと。

田んぼを作ったこと。

嬉しいと感じたこと。


沢山ありますけど、この初心というものが、今まで起きたこの4年間全てのことに

繋がっていると感じています。

ひとつひとつの出来事を、ちゃんと手にとって、この一年を過ごしていきたいと思います。


今年一年もどうぞよろしくお願い致します。

皆様にとって、良き一年となりますように。




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